こんにちは。Marikaです。

今回は東京将棋会館と千駄ヶ谷の「将棋めし」をご紹介したいと思います。


東京将棋会館はJR新宿駅から二つ目の千駄ヶ谷駅から徒歩8分のところにあります。

1階の正面玄関から入った左手に売店、2階は道場、3階は事務室、そして4階・5階にはプロ棋士が対局する複数の対局室があります。

1階の売店は将棋盤、駒、扇子、本など様々な将棋グッズが販売されていて、将棋ファンであれば見ているだけでも楽しくなる空間です。人気棋士の関連グッズもあります。

2階にある道場は全国で数ある道場の中でも特に強いアマチュア棋士が集まる道場として有名です。休日になると将棋好きな子供たちが集まり、いつも賑わっています。

私は東京に住んでいるので将棋会館をふらっと訪ねて行くことがありますが、いつも1階の売店に行くだけで2階の道場には行かないまま終わってしまいます。もう少し強くなったら2階の道場でアマチュア棋士との対局にチャレンジして、その様子を皆さんにお伝えできればと思います。

今回まず紹介する「将棋めし」のお店は将棋会館から徒歩約3分のところにある「鳩やぐら」です。

将棋会館から「鳩やぐら」に行くまでの道には漫画「3月のライオン」のキャラクターが描かれたマンホールがあるので、漫画を読んでいる方はいろいろなキャラクターを探しながら歩くのも楽しいでしょう。

「鳩やぐら」は2019年春から将棋会館への出前を始めたのですが、今や多くの棋士が注文する「将棋めし」の代表的なお店となりました。

このお店では日本の家庭的な和食が味わえます。私のおすすめは「チキンガーリックバター焼き」です。

ガーリック、バター、ペッパーというお肉料理における鉄板要素がそろったチキンがおいしくないはずがありません。ジューシーなチキンは少し濃い目の味付けになっているのでどんどんご飯が進みます。付け合わせのひじきやお惣菜はさっぱりとしていて箸休めにぴったりです。

メニューは豊富で、棋士がよく頼むものとして「豚生姜焼き」や「肉豆腐」などがあります。将棋会館に行く機会がありましたら、家庭的でほっとする「鳩やぐら」にぜひ立ち寄ってみてください。

次にご紹介する「将棋めし」のお店は将棋会館から徒歩約3分のところにある「アンフォラ」です。「アンフォラ」はイタリアン・フレンチのお店で2021年から「将棋めし」に新規参入したお店です。

こちらのお店で私のおすすめは日替わりのパスタです。

私が以前訪れた時の日替わりメニューは「ラグーソースのパスタ」でした。

見た目は割とボリュームが多いのですが、ひき肉が入ったおいしいソースにチーズ、パスタが絡まってぺろりと食べられます。パスタと一緒にパンがついてきて珍しい印象を受けましたが、イタリアでは一般的なのでしょうか。

イタリアはパスタの本場なので、日本のパスタは本場の味とは違うかもしれません。とはいえ、日本のパスタも進化していますので、試してみる価値があると思います。

またこちらのお店はワインビストロなので様々なワインが用意されています。皆さんのお気に入りのワインもあるのではないでしょうか。他にも「手ごねハンバーグ」や「骨付き鶏もも肉のガーリックロースト」(要予約)などおいしいメニューが揃っています。

「鳩やぐら」でランチを楽しみ、将棋会館の道場で思う存分将棋を指し、ディナーに「アンフォラ」でイタリアン。最高の休日になること間違いなしです。

千駄ヶ谷には今回ご紹介できなかった「将棋めし」のお店がまだまだあります。そちらについてはまた別の機会にご紹介したいと思います。

次回はタイトル戦の「将棋めし」についてご紹介したいと思います。お楽しみに。